今回の制裁強化法に関する問題として、実はロシアゲート問題に関して、アメリカのハフィントンポストにすごい論文が載っていました。世界で一番の金持ちは誰か、という議論で、実はそれがプーチン氏だと言うのです。彼の資産は20兆円あるとされています。個人で20兆円持っているという人は公式にはいないのですが、以前、ペテルスブルグの幼なじみのチェリストが2兆円を持っていたという事実がパナマ文書で出てきていました。あれは幼なじみの名前を使って蓄えられた、プーチン氏の金なのです。そうしたものを全部足してみると20兆円に上り、世界最大だと言うのです。
そしてこの20兆円を自由にできなくするという法案を、オバマ前大統領が通しているのです。その結果、プーチンとしては何としてもこの法律を変えさせたいということで、実はいろいろに化けたエージェントを使いながら動いているのです。アメリカで法律を変えさせるために動いているエージェントがなんと2万人もいるそうなのです。この動きに皆が引っかかっているのです。キスリャクなどはアメリカのロシア大使をやっていましたが、ここにジャレッド・クッシナーやトランプJrなどが色々と接触したり、そこで問題があってクビになったりしていますし、今のセッションズなどもみんな引っかかっているのです。つまり、トランプ陣営は、去年のキャンペーン期間中に、これらの人たち、2万人の人たちと多くの接触をしているわけなのです。
プーチン側は、オバマ民主党の通した、彼の20兆円をフリーズさせてしまうようなこの法案を解凍し、ひっくり返したということで、2万人の人がロシアおよび世界中にばらまかれていて、そのうちの1人が例のベセルニツカヤというかわいらしい弁護士であり、トランプJr.がこの弁護士と接触をしたというわけです。ですから、あれはロシア政府の人間ではないと言っていますが、プーチンが自分で放した20兆円を解放する人間2万人のうちの一人だということなのです。こうしたことがだんだんと明らかになってきているのです。
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