ネットフリックス有料会員数、アメリカで8年ぶりの減少(大前 研一)
2019.8.28(水) | |||||||||||||
ネットフリックス有料会員数、アメリカで8年ぶりの減少(大前 研一) | |||||||||||||
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米ネットフリックス |
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日経新聞は19日、「ネットフリックスに陰り」と題する記事を掲載しました。 | |||||||||||||
これはアメリカのネットフリックスが、2019年4-6月期決算を発表しましたが、有料会員数の伸びが会社予想の半分程度にとどまったほか、アメリカでは8年ぶりの減少に転じたと紹介しています。 | |||||||||||||
コンテンツの充実に向けて視聴料を値上げしたことが主な要因ですが、消費者に受け入れられなければ、将来の成長に対する懸念につながるとしています。 | |||||||||||||
この種のサービスに関しては、値上げは全く良くないことなのです。 | |||||||||||||
音楽、映像、ゲームなどといろいろありますが、ネットフリックスの場合は映像が見放題で、日本では1000円を切るというところが非常に重要な要素でした。値上げは非常にマイナスであり、このような仕打ちを受けることにつながるのです。 | |||||||||||||
記事では陰りと言っていますが、ネットフリックスの強さが大きく変わったわけではありません。しかし、彼らにとっては久しぶりのセットバックということになります。 | |||||||||||||
参考:ネットフリックスの契約件数の推移 |
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ネットフリックスの契約件数を見ると、アメリカでも伸びていますが、その他のところの伸びが非常に大きかったことがわかります。 | |||||||||||||
日本などでも1000円を超えてくると抵抗が非常に大きくなるわけです。とは言え、高い値段を設定して、プレミアムを見せようとすると、またそこで障害が来るのです。 | |||||||||||||
やはり値段を決めたらそれを守り続けるべきなのです。それをいじってしまうと地獄を見るということなのです。 | |||||||||||||
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▼その他の記事を読む: 【前回の記事】アスクル、ヤフーに対する敗因は株式比率! (大前 研一) |
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