グローバル・マネー・ジャーナル

2020.1.8(水)

農作物輸出/日本の農林水産物・食品の品目別輸出額/青果物の輸出金額/世界上場企業(大前 研一)

2020.1.8(水)
農作物輸出/日本の農林水産物・食品の品目別輸出額/青果物の輸出金額/世界上場企業(大前 研一)
第625号 株式・資産形成実践講座メルマガ
資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!
 

【1月】オンライン説明会のご案内


株式・資産形成実践講座では、
『株式・資産形成実践コース』『「2000万円問題」対策講座』  
を対象にそれぞれの日程でオンライン説明会を実施致します。
 
受講検討中の方はもちろん、「資産運用についてより詳しく知りたい方」、
「最近資産運用に興味を持ち始めたけれど、何から手を付けていいかわからない方」
など、資産運用に少しでも興味のある方の参加をお待ちしております。

【1月27日まで】受講料割引キャンペーンのご案内


株式・資産形成実践講座では、1/6(月)より、「株式・資産形成実践コース」
を対象に【新春「資産形成」学習応援キャンペーン】を実施しています。  
新年最初のお得なキャンペーンとなりますので、この機会に是非、
学習をご検討ください。
【1月18日】金融リアルタイムライブ飯田橋セミナー
[リアルセミナー、好評受付中!]
▼今後のセミナー・イベントスケジュール
[オンライン講座説明会、好評受付中!]
▼【講座説明会(無料)】オンライン・リアルにて受付中!
農作物輸出/日本の農林水産物・食品の品目別輸出額/青果物の輸出金額/世界上場企業 (大前 研一)

農作物輸出

  「果樹新種、海外に通年出荷」と題する日経の記事を紹介します。これは農林水産省が国内で開発した新しい品種の海外展開を支援すると紹介しています。
 海外での品種登録の経費を支援するほか、海外の農場と提携し、日本で生産できない季節に作ってもらうことで、日本からの輸出と組み合わせ、通年で供給できるようにするもので、これらを実施する民間団体を2020年度に選定するということです。
  これは本当にやりたいのかどうかも考えた方がいいと思います。佐藤錦などは既に海外に出てしまっているのです。
  南半球でやればシーズンはずれますが、北半球でやった場合にはシーズンは同じになってしまいます。その場合は大きな脅威になってしまうのです。
  そうしたことに対する管理は全くなされていないというのが実態なのです。

日本の農林水産物・食品の品目別輸出額

  政府としては1兆円を早く達成したいと言うわけですが、とてもそこまでは達していません。農業でと言いながら、調味料やアルコールの方が、輸出額が非常に多く、農産物の6次産業化ということを掲げてはいますが、実際には非常に少ないのが現状なのです。
 

青果物の輸出金額

  青果物の輸出額を見ると、りんごが非常に多くなっています。りんごはもともと人気があり、特に台湾の人たちなどは日本のりんごが大好きで、旅行に来るとお土産に持って帰ります。
  ぶどうもやや人気が出てきています。青果は有力な品目ではありますが、やはり高いということで、一番人気のりんごでも139億円という額なのです。
 

世界上場企業

  日経新聞は18日、「世界の上場企業、減益続く」と題する記事を掲載しています。これは世界約1万8000社の2019年7-9月期の純利益が前年同期に比べ8%減少したと紹介しています。
 中国景気の減速が鮮明になった2018年10-12月期に減益に転じて以降、4四半期連続の減益となったもので、日米欧などで自動車や電機など製造業の業績が落ち込んだことなどが要因としています。
 これをしっかり理解した上で考えると、アメリカ株が史上最高値というのは非常におかしいことだと気付くはずです。
  4四半期ずっと業績は落ち続けているわけです。株というものは企業の将来価値なので、こういう中で史上最高値になっているのは、やはりトランプマジックでみんながいい気になって株を上げているということなのです。
 お金がほとんどタダなので、株の方に持っていくわけで、預けておいても全く金利が付かないので、株の方でその分、囃し立ててやっているということなのです。
  これは非常に危ないことです。ここに気が付かなければいけません。
  今、アメリカの株が史上最高値になる理由はどこにもないわけです。これはトランプマジックであり、彼が再選されるまで株を上げていれば間違いないという話なのです。
 クリントン元大統領の時も、モニカ・ルインスキーの問題があり、弾劾裁判になりそうになったものの、それでも株が上がっているということで大丈夫とされたのです。
 実態経済はアメリカの株が最高値になるような理由は全くないということなので、その点には注意してほしいと思います。
 
【講師紹介】
ビジネス・ブレークスルー大学
株式・資産形成実践講座 学長
大前 研一
11月24日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】法人税率/主要国の法人税率/NEXTユニコーン/企業価値ランキング上位10社

友だち追加

株式・資産形成実践講座事務局
 多くの受講生の声、そして講座開講11年の歴史が詰まった「株式・資産形成実践コース(12ヶ月コース)」を2017年に新たにリリースいたしました。受講を開始されると、最初は「何の講座だろう?」と思うくらい、自らのライフプランについて考えます。それは、資産運用はライフプラン実現の一つの手段であるからです。
 講座後半の投資アルゴリズムのパートでは、経済環境を投資に活かす手法について多角的に学びます。デイトレードやFXといった概念はありません。世界中で実践されるようなインデックスでコツコツと実践していくスタイルの運用スキルです。世界標準の資産運用を学び、資産形成の第一歩を踏み出してください!
▼【2020年2月生 受付中!(1/27まで) 】投資マインドから運用実践まで一貫して学ぶ12ヶ月コース
▼[年代別で考える「2000万円問題」対策講座]2月開講生申込受付募集中!(1/27まで)
株式・資産形成実践講座では、Facebookページでも金融にまつわる最新ニュースなどご紹介しております。ぜひこちらもチェックしてください。
▼ 【株式・資産形成実践講座】公式Facebookページはこちら
それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
※本メールはHTML形式で配信しております。インターネットに接続した状態でご覧ください。
[発行人 : ビジネス・ブレークスルー大学 オープンカレッジ
株式・資産形成実践講座事務局]
〒102-0084 東京都千代田区二番町3番地 麹町スクエア

▼ 【株式・資産形成実践講座】お問合せはこちら
▼【株式会社ビジネス・ブレークスルー】個人情報保護方針に関して
▼配信解除はこちら