上場投資信託/米株式市場/米JPモルガン・チェース/米国主要銀行の純損益の推移(大前 研一)
2020.2.12(水) | |||||||||||||
国内企業/世界10大リスク/ユーラシアグループが指摘する世界の10大リスク(大前 研一) | |||||||||||||
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資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ! | |||||||||||||
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国内企業 |
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日経新聞は先月28日、「資金調達、10年ぶり高水準」と題する記事を掲載しました。日本企業による資本市場からの資金調達額は、2019年に16兆7572億円となり、そのうち社債発行額は14兆5100億円で、調達額全体の9割を占めたと紹介しています。 | |||||||||||||
基本的に資本市場で、株式は発行コストが高すぎるのです。こういう時は銀行からストレートに借りるか、社債などでやるということなのです。 | |||||||||||||
このようにお金がいっぱい回っていて大丈夫なのか、バブルではないかという話題がビジネスウィーク誌にも掲載されていますが、バブルになって当たり前です。 | |||||||||||||
ゼロ金利の時にお金を持っていく場所は株式になり、全てをそのバケツの中に入れたら水の嵩が高まる、そういった単純な現象なのです。 | |||||||||||||
誰かが引いたら、ばばぬきになってしまうという怖い状況なわけです。そういう状況にあるので、今年は注意していく必要があるでしょう。 | |||||||||||||
世界10大リスク |
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国際政治学者イアン・ブレマー氏率いるユーラシアグループが発表した、2020年の「世界の10大リスク」で、1位は「誰がアメリカを統治するか」となりました。 | |||||||||||||
11月の大統領選は、多くの人が不当で不確実なものとみなす結果になるとしています。 | |||||||||||||
ユーラシアグループが指摘する世界の10大リスク |
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これは非常に面白い分析だと思うので、皆さんもぜひこのトップリスク2020を確認してほしいものです。中国とアメリカが相互依存ではなく、技術的にも中国は中国で、アメリカはアメリカでと分断し、交易はあまりしない方向に行くことによるリスクが増えるのではないかと言っています。 | |||||||||||||
またニューズウィーク誌では、元マサチューセッツ州知事で共和党議員のウィリアム・ウェルド氏が、トランプ以外なら誰にでも投票すると言っています。 | |||||||||||||
共和党でこれを言い始めたのはミット・ロムニー氏に続いて二人目です。こういった動きが増えてくると、大きな地図の変更につながります。 | |||||||||||||
【講師紹介】 | |||||||||||||
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▼その他の記事を読む: 【前回の記事】米名門大学/米主要10ビジネススクールに在籍する日本人 |
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