グローバル・マネー・ジャーナル

2020.11.11(水)

企業統治/NEC/アバロク/近年のNECの主な事業買収(大前 研一)

2020.11.11(水)
企業統治/NEC/アバロク/近年のNECの主な事業買収(大前 研一)
第668号 株式・資産形成実践講座メルマガ
資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!

<1.緊急オンラインセミナー、11/13(金)開催決定!
『米国大統領選2020~トップストラテジストが語る、  
今後の世界経済~』>


 昨日が締切予定日でしたが、拡大参加枠300名に対して
 残り僅かですが、20名様分残席がございます。
 トップストラテジスト宮島講師によって明らかにする経済の最前線を
 聞き逃さないために、ぜひこの機会をお見逃しなく。

【開催概要】
・テーマ:米国大統領選挙後の世界経済、 菅政権のゆくえ・最新動向
・授業料:無料
・開催方法:zoom(※お申込み後、会議室URLをご案内致します)
最終〆切【2020年11月12日(木)15:00】
・定員:300名

セミナー詳細はこちら!https://bit.ly/3kvMbr0
参加を検討中の方はどうぞお早目にお申込みください。

<2.【11月】オンライン講座説明会のご案内
 【株式・資産形成実践コース明日開催!】>




株式・資産形成実践講座では、11月も引続きオンライン説明会を実施致します!
先月に引き続き『株式・資産形成実践コース』と
今月より新しく、『年代別で考える「2000万円問題」対策講座』の
2つの講座について詳しくご説明致します。
当講座に興味を持っていただいた方は、是非ご参加ください。

次回の日程は
11/12(木)20:00~:株式・資産形成実践コース
11/18(水)20:00~:年代別で考える「2000万円問題」対策講座
です。
申し込み締め切りは開催当日の夜18時まで受け付けております。
興味のある方は、どうぞこの機会に参加をご検討ください。
▼詳細・お申込みはこちら:
http://bit.ly/2Ej1rUF
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12月からの受講を検討中の方はもちろん、資産運用に少しでも関心をお持ちの方へ。
オンライン説明会にお気軽にご参加いただき、ご自身の資産形成にお役立てください。
企業統治/NEC/アバロク/近年のNECの主な事業買収(大前 研一)

企業統治

 日経新聞は7日、「『親子上場』解消急ピッチ」と題する記事を掲載しました。これは親会社と、その子会社が共に上場する親子上場について、2020年度は少なくとも15社減る見通しだと紹介しています。NTTがNTTドコモを完全子会社化するなど、大がかりなグループ再編が相次ぐためで、企業統治の足かせになりかねない親子上場に対する市場の圧力が強まっていることなどが背景にあるとしています。
 伊藤忠とファミリーマート、NTTドコモなどの親子上場がありましたが、日本取引所がルールを作って「親子上場そのものが駄目だ」としなければいけないと思います。特に仕切り価格がある場合には、仕切り価格をこちらに持っていくと子が儲かり、こちらへ持っていくと親が儲かるということが起こります。かつてのトヨタ自販とトヨタ自工との間にもそのようなことがあったために親子上場を廃止したのですが、この問題を考えると、やはり「親子上場はいけない」というルールをしっかりと作ることが必要だと思います。

NEC

 NECは5日、スイスの金融ソフト大手、アバロクを所有する持ち株会社を買収すると発表しました。アバロクは世界30カ国150社以上の金融機関向けにソフトウェアを提供しており、買収によりNECは海外でのFinTech事業に本格参入する考えです。最近のNECによる買収戦略は、有形資産ではなく無形資産を持っているところにシフトしています。

アバロク

 アバロクという会社は、クラウドによる勘定系システムを提供しており、2000人の従業員の国籍は66カ国に広がっています。金融の勘定系ソフトウェアでは非常に大きな勢力を持っているため、顔認証など生体認証に強いNECがシナジー効果を狙っていると思われます。

近年のNECの主な事業買収

 こちらはNECの最近の買収事例です。いずれもハードウェアの企業ではなく、アビームコンサルティングのようなソフトウェアの企業を買うなど、かなり無形のものにシフトしていることが分かります。これがうまくつながり、日本の金融改革やこれから始まる行政のIT化に力を発揮できれば良いと期待しますが、ITゼネコンとして「東京都○○区のシステムを作っている」といったかなり古い事業に関わっている部分を大胆に切れるかどうかが課題です。これからの日本の改革に力を発揮してもらいたいと思います。
【講師紹介】
ビジネス・ブレークスルー大学
株式・資産形成実践講座 学長
大前 研一
10月11日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】米パランティア・テクノロジーズ/ SPAC: Special Purpose Acquisition Company(大前 研一)

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 多くの受講生の声、そして講座開講11年の歴史が詰まった「株式・資産形成実践コース(12ヶ月コース)」を2017年に新たにリリースいたしました。受講を開始されると、最初は「何の講座だろう?」と思うくらい、自らのライフプランについて考えます。それは、資産運用はライフプラン実現の一つの手段であるからです。
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それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
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