グローバル・マネー・ジャーナル

2020.12.9(水)

金融リアルタイムライブ特別マガジン「コモディティマーケット動向」(近藤 雅世)

2020.12.9(水)
金融リアルタイムライブ特別マガジン「コモディティマーケット動向」(近藤 雅世)
第672号 株式・資産形成実践講座メルマガ
資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!
本日も前回に引き続き、「株式・資産形成実践講座」の大人気コンテンツ
「金融リアルタイムライブ」の内容を一部抜粋して皆様にお届けします!

<【12月限定】2021スタートダッシュ応援キャンペーン!>

~2021年から、「資産形成」に役立つすべてを学びませんか?~
2020年、新型コロナウイルスの影響により、様々な分野で既存の価値が変動し、
世界経済に大きな衝撃を与えました。
昨今の状況から、今後ますます警戒感が増すであろう世界経済情勢を鑑みて、
今こそ正しい金融リテラシーに基づいた資産形成を始めてみませんか。

対象講座:株式・資産形成実践コース(12ヶ月)
特典内容:テクニカル分析講座(5万円相当)12か月
     《早期申込みで早く観られる!》

     ②金融リアルタイムライブ12か月分
※今回は『金融リアルタイムライブ』内で2週前ご提供しました近藤講師による内容を
一部お届けします。ぜひ、下記の記事をご覧ください!


キャンペーンの期間は【12月1日〜12月22日まで】まで !
▼詳細・お申込みはこちら:
https://bit.ly/3mqaQ1m
お得なこの機会に、ぜひ来年1月からの最速の受講開始をご検討ください!

キャンペーン〆切まで後2週間を切りました。
2021年からは将来のことも考えたい。けれども、受講するかはどうしても迷ってしまうという方に耳寄りなお知らせです!
「株式・資産形成実践コース」の説明会をなんと本日開催いたします!
<【12月】オンライン講座説明会のご案内>




株式・資産形成実践講座では、毎月オンライン説明会を実施しております。
『株式・資産形成実践コース』と
『年代別で考える「2000万円問題」対策講座』の
2つの講座について、詳しくご説明致します。

今週は2コース、2日連続で開催!
来年からの受講開始に最適な今こそ、将来の資産運用を検討してみませんか?

日程詳細は
12/9 (水)20:00~:株式・資産形成実践コース
12/10(木)20:00~:年代別で考える「2000万円問題」対策講座
です。
申し込み締め切りは開催当日の夜18時まで受け付けております。
次回開催まで時間に余裕がありますので
興味のある方は、どうぞこの機会に参加をご検討ください。
▼詳細・お申込みはこちら:
http://bit.ly/2Ej1rUF
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来年1月からの受講を検討中の方はもちろん、資産運用に少しでも関心をお持ちの方へ。
オンライン説明会にお気軽にご参加いただき、ご自身の資産形成にお役立てください。
<【年明け第一弾!オンラインセミナー】2021年の展望と今後の世界経済(講師:田中泰輔氏,宮島秀直氏)>
毎回参加者満足度95%以上と高い評価を頂いてきました公開収録セミナーを
次回は2021年・年明け第一弾として
2021年1月17日(日)完全オンラインで実施いたします!
今回は、大人気講師のお二人、田中泰輔氏/宮島秀直氏にご登壇いただきます。

申し込み締切は【2021年1月12日(火)23:59】まで!
金融リアルタイムライブの受講生、聴講生の皆さんは無料でご参加可能です。
当日のスケジュールなど、詳細はこちらから! → https://bit.ly/2VTWpa9
コモディティマーケット 原油価格・金の動向(近藤 雅世)

原油価格の動向、買い方

 新型コロナウイルスの影響で、4月前後に米国を始めとする世界の石油需要は大きく落ち込みました。その後はドライブシーズンにより回復するも、また9月以降は需要が落ち込んでいます。OPEC+諸国は減産していますが、これは大変な努力を払った結果であり、それにより価格は40ドル前後でキープされています。しかし減収により、喉から手が出るほど増産したいと考えています。またアメリカの倒産は意外と少ないです。
 これから新型コロナウイルスがどうなるか分かりませんが、各社、あるいはEIA、IEA、OPECでは、これから全て良くなると予測しています。バランスして、かつ石油在庫は減少し始めると言われていますが、私は「そうはいかないのではないか、クエスチョンである」と思っています。極めて不透明な状況ですが、取りあえずは40ドルプラスマイナス10ドルぐらいで、上がることはないと思われます。
 原油の投資は、「高くなったら売って、安くなったら買う」というボックスの取引の仕方をすれば成功します。「高くなり続けるトレンドが出る」と考えて行うのは間違いです。「高くなって、ある上限に近づいたら手仕舞し、下がってきたところの一番下まで来たら、また買うという」という、このボックスのやり方で行うしかないということです。

金価格の予測

 8月7日に2089.2ドルという過去最高値を付けたNY金価格は、利益確定の売りにより先週末には1872ドルまで下がっています。日本円では7000円だったものが、今は6000円くらいになりました。
 金価格が一定の範囲内で下落すれば、買い控えをしている中国やインドで定期的に金を購入している人の需要が戻るということが予想されます。需要が全く消えたわけではなく、スタンバイをしている状態であったために、安くなったら必ず買うと考えられ、「下値は堅いだろう、安くなったら買いが入るだろう、需要が増えるだろう」と私は思っています。そうした人々にとっての金購入は、安全資産というよりは日常的にお金をためる方法として生活に根付いていますので、「貯蓄の手段として必ず買う」ということです。
 金価格が急上昇するケースとしては、中国の不良債権の顕在化や財政赤字の問題が考えられます。そして現在、90%効くという新型コロナワクチンが三つ出てきました。三つ目のワクチンについては、たくさん投与することによって60%程度から90%まで効果が上がったということであり、かなり確実性があると思います。今後もし効果が出なかったという場合やコロナの変異により新たな事態が起こったという場合には株安になるかもしれませんが、その可能性は低いと思います。ということは、金の上昇はあまり考えられないということです。

金購入のタイミング

 通貨発行量はこの数年間増大し、バランスシートは拡大、財政赤字も拡大していることから、通貨に対して金価格は「それほど下がらないだろう、再び上昇する背景があるだろう」ということで、予測は難しくなっています。コロナ禍が収束すれば経済は急騰するという予測が最近多くなっています。経済は来年には回復して元に戻るという人が多いので、金価格は打ちのめされて1800ドルから1900ドル前後になると考えられます。
 あまり大きく下がることはないと思われますが、今から買うことはあまりお勧めできません、遅すぎるということです。なんでもそうなのですが、安いときに買わないと駄目です。ですから、「安いときに買って高いときに売る、高くなってから買うのでは遅い」、これが今日の結論です。
【講師紹介】
株式会社コモディティーインテリジェンス
代表取締役社長
近藤 雅世
11月22日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】金融リアルタイムライブ特別マガジン「金利差なき世界で持つべき大局観」(唐鎌 大輔)

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それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
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