金融リアルタイムライブ特別マガジン「日本経済・株式マーケット動向」(福永 博之)
2021.1.27(水) | |||||||||||||
金融リアルタイムライブ特別マガジン「日本経済・株式マーケット動向」(福永 博之) | |||||||||||||
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資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!
本日は「株式・資産形成実践講座」の大人気コンテンツ 「金融リアルタイムライブ」の内容を一部抜粋して皆様にお届けします! |
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為替動向(ドル/円、日足) |
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この資料を作成した時点で為替は102円台に入っていた場面がありましたが、直近では104円の前半まで上昇し、今リアルタイムで皆さんにお伝えしている1月13日の時点では、為替ドル円はまた103円台の半ばまで少し円高に、あるいはドル安傾向になっているという状況です。 | |||||||||||||
為替動向(ドル/円、月足) |
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月足についてですが、ここで皆さんにポイントとして少し見ていただきたいのは、赤い丸を付けた遅行スパンのところです。このピンクの線が、過去に取引された価格帯である抵抗帯の下弦を下回っていくと、このように100円割れとなります。 | |||||||||||||
これは昨年3月頃にコロナウイルス感染拡大によりドルが大きく売られたところになりますが、この近辺のこの水準、100円割れぐらいまで円高になる可能性が出てきますので、ここはまだ1、2カ月でどうなるということはありませんが、少し下弦を割り込んだ場合には警戒していただきたいと思います。 | |||||||||||||
為替動向(ユーロ/円、週足) |
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今度はユーロ円です。アメリカの予算もそうでしたが、イギリスとEUの二国間の結果は土壇場でなんとか乗り越えたということで、ユーロは強くなっています。ですから日本株が、例えば輸出関連企業が103円や102円になっても株価はしっかりしているというのは、 もちろんベースには金余りということもあるのですが、一方でドルが売られて円高になったとしても、ユーロがしっかりとしていて、ユーロ通貨で見た場合にはプラスになっている。つまり、株価の支えとして円が全面高になっているわけではない、ということが理由としてあると思います。 | |||||||||||||
皆さんはドル円を見ることが多いと思いますが、同時にユーロ円も見ていただき、円がどの通貨に対しても強いのか、円高になっているのか、あるいは一方の通貨が弱くて、例えばドルが弱くてドル安になっているか等をしっかりと見るようにしてください。それが輸出関連株を持っている人には必須の注目ポイントということになると思います。 | |||||||||||||
【講師紹介】 | |||||||||||||
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▼その他の記事を読む:
【前回の記事】新型コロナ経済対策「シンガポールから見た世界経済トピックス2」(岡村 聡) |
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