グローバル・マネー・ジャーナル

2021.3.10(水)

金融リアルタイムライブ特別マガジン「主要通貨為替見通し ~悲観の極みを超えて~ 」(唐鎌 大輔)

2021.3.10(水)
金融リアルタイムライブ特別マガジン「主要通貨為替見通し ~悲観の極みを超えて~ 」(唐鎌 大輔)
第684号 株式・資産形成実践講座メルマガ
資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!
本日も前回に引き続き「株式・資産形成実践講座」の大人気コンテンツ
「金融リアルタイムライブ」の内容を一部抜粋して皆様にお届けします!

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「資産形成」春の学習応援キャンペーン 好評実施中!>

 ~きっと見つかる、あなたにあった資産構築の戦略~
 先行き不透明な世界経済情勢が続く中、
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 今回過去最大の割引特典を付けたキャンペーンを好評実施中です!

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 『株式・資産形成実践コース』
 不動産投資に関するご要望を受け人気を博しております『不動産投資実践講座』にて
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 キャンペーンの期間は【2021年3月1日〜3月25日】まで!
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 「お得なキャンペーンもあるし、資産形成を始めたい。しかし、上手くできるか不安だ」
 「もっと具体的な講座の中身や、得られるものが知りたい」
 といった方は、今月開催の『株式・資産形成実践コース』オンライン説明会にご参加ください。
 講座の受講に限らず、資産形成に関する情報収集の場としてもお気軽に参加をご検討ください。

<【3月】オンライン講座説明会!>

 株式・資産形成実践講座では、3月もオンライン説明会を実施しております。
 『株式・資産形成実践コース』ついて、詳しくご説明致します。

 世界の富裕層が実践している「資産形成の型」や、
 それらをどのような学習環境、講義、講師に学ぶのか等、
 具体的なイメージを固めていただけるオンライン説明会。講座受講に関わらず、
 資産形成に関する情報収集の場として、最初の一歩を踏み出しましょう!


 日程詳細は
 3/12(金)20:00~
 3/15(月)20:00~
 3/17(水)20:00~
 3/23(火)20:00~
 です。
 申し込み締め切りは開催当日の夜18時まで受け付けております。
 興味のある方は、どうぞこの機会に参加をご検討ください。
 ▼詳細・お申込みはこちら:
http://bit.ly/2Ej1rUF
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 4月からの受講を検討中の方はもちろん、資産運用に少しでも関心をお持ちの方へ。
 オンライン説明会にお気軽にご参加いただき、ご自身の資産形成にお役立てください。

<大前経営塾 4月開講クラス(39期)受講者募集中!
【オンライン説明会 9月10日(木)】追加開催決定!>
 
 大前経営塾は、変化の激しい新時代における経営力を
 身につけるための1年間のオンラインプログラムです。

 塾長の大前研一や一流の経営者による講義を映像で受講し
 他社の経営幹部とのネット上での議論を通じて、経営者に求められる
 総合的な視点やビジョン構想力を身につけていただきます。

 いま日本や世界で起きていることをリアルタイムで学び、
 経営者として何をすべきかをグローバルな視点で徹底的に議論します。
 このような学びを通じて、異業種幹部との質の高い人脈形成が可能です。

 この度、4月1日に開講する第39期の受講生を募集いたします!

 「自身のレベルアップのため経営者視点を身につけたい」
 「ポストコロナ時代に戦えるビジネスパーソンに成長したい」
 という方は、ぜひこの春から新たな学びにチャレンジしてみませんか?

 プログラムの詳細・お申込みはこちら → https://bit.ly/3kJ1j5m
 塾生の声(受講体験記)→ https://bit.ly/2EaZP0d
ドル安を駆動した元高の正体/実需の厚み/高い金利水準(唐鎌 大輔)

ドル安を駆動した元高の正体

 去年、元高になった理由はなんだったかのかというと、これには理由が主に三つあります。1点目が、実需が厚い、つまり貿易黒字や経常黒字が非常にたくさんあったということです。2点目が、金利差なき世界と言いつつも中国には金利があったので、金利がある通貨としての人民元が買われたことです。そして3点目に関しては、トランプからバイデンになり、バイデンも中国に対して今は割と厳しいことを言っていますけれども、前任者よりはましである、トランプほどの露骨な反中路線は取らないだろうという政治的な期待も人民元買いへの追い風になったと言われています。

実需の厚み

 とりわけ最初にお話しした2つの理由である、実需と金利というお話をしていきます。左の図の赤い点線で囲っているところを見ていただくと、中国の経常黒字、経常収支が2020年に唐突に増えたことがよく分かります。経常黒字が増えた理由はいくつかあるのですけれども、この図表に載っている項目で言うと、まず貿易収支の黒字が増えたこと、もう1点がサービス収支の赤字が減ったことが指摘できると思います。青い線を見ると、サービス収支の赤字がだいたい半分ぐらいになっていることが分かります。
 この理由は旅行収支の赤字が減少したからです。サービス収支は、旅行収支、輸送収支、その他サービス収支の三つからなるのですが、中国人は旅行ができなくなり、旅行できなくなったということは中国人が外に出ていってお金を落としてくる、すなわちそれが旅行収支の赤字ですけれども、そういうフローがなくなった、減ったということが半分になったことの秘密であります。

高い金利水準

 これは先ほど言った通り、金利が高かったために、去年は人民元高ドル安に動いたのですけれども、ドルの金利が実際に上がってきているので、既に米中10年金利差が縮小してきています。そのため、これを見る限りでは、これから金利差を見て人民元を買ってきたというトレードは巻き戻されるか、もう出てこないだろうということは指摘した方がよいと思います。このグラフを見ていると、これからピークアウトしていきそうなイメージも湧くのではないかと思います。
【講師紹介】
みずほ銀行 国際為替部 為替営業第一チーム
チーフマーケット・エコノミスト
唐鎌 大輔
2月8日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】金融リアルタイムライブ特別マガジン「コモディティマーケット動向 ~穀物価格~ 」(近藤 雅世)

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 多くの受講生の声、そして講座開講11年の歴史が詰まった「株式・資産形成実践コース(12ヶ月コース)」を2017年に新たにリリースいたしました。受講を開始されると、最初は「何の講座だろう?」と思うくらい、自らのライフプランについて考えます。それは、資産運用はライフプラン実現の一つの手段であるからです。
 講座後半の投資アルゴリズムのパートでは、経済環境を投資に活かす手法について多角的に学びます。デイトレードやFXといった概念はありません。世界中で実践されるようなインデックスでコツコツと実践していくスタイルの運用スキルです。世界標準の資産運用を学び、資産形成の第一歩を踏み出してください!
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それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
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