グローバル・マネー・ジャーナル

2021.3.24(水)

米供給網/半導体生産能力の世界シェア/レアアースの産出量と埋蔵量(大前 研一)

2021.3.24(水)
米供給網/半導体生産能力の世界シェア/レアアースの産出量と埋蔵量(大前 研一)
第686号 株式・資産形成実践講座メルマガ
資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!

<【3月限定キャンペーン、いよいよ明日〆切!】
「資産形成」春の学習応援キャンペーン 好評実施中!>

 ~いよいよ明日〆切!お申込みは23:59まで!~
 先行き不透明な世界経済情勢が続く中、
 資産形成を開始する最適なチャンスでもあるこの時期に、
 今回過去最大の割引特典を付けたキャンペーンを好評実施中です!

 今回のキャンペーンでは、
 どんな時代にも応用が効く「資産形成の王道」を学べる不動の人気講座、
 『株式・資産形成実践コース』の受講料が3/25までの期間限定で、
 【5万円割引】となります!

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 ●『株式・資産形成実践コース(12ヵ月)』とは,,,,  
 ━━━━━━━━━━━━━━  
 1.マインドの変革  
 2.投資アルゴリズムの獲得  
 3.キャッシュフローを生み続ける(仕掛けづくりを学ぶ) 
 の3つを軸として、
 より具体的、実践的要素を強化した約70時間のコンテンツとなります。

 資産形成に必要なマインドから株式を中心とした運用実践まで、一貫して学びます。

 アウトプット重視で頭と手を動かしながら学ぶ新しいスタイルのプログラムで、
 思考体系から鍛え上げ、行動に移せる資産形成力を身につけることが狙いです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 本キャンペーンの申込締切は【3月25日(木)】まで!
 ご自身のライププランに合わせた「資産形成」の学びをぜひ、この4月から本格的に始めてみてください。
 ★詳細はこちら → 【「資産形成」春の学習応援キャンペーン!】
米供給網/半導体生産能力の世界シェア/レアアースの産出量と埋蔵量(大前 研一)

米供給網

 アメリカのバイデン大統領は2月24日、半導体など重要部材のサプライチェーンを見直す大統領令に署名しました。中国などに依存する品目を洗い出し、安定して製品を確保できるよう調達先の分散や国内生産の強化などの具体策を打ち出すもので、日本や韓国、台湾、オーストラリアなどとの連携を視野に入れるということです。
 これについては、基本的に誤りだと私は思います。中国だから危ないという短絡的なやり方ではなく、中国製品が危ない理由、それをどうやったら判別できるのか等に投資をして、中国製品あるいは中国政府による情報の窃盗を防ぐためのノウハウを築いていかないといけません。現在はサプライチェーンができ上がっており、そしてほとんどの台湾企業は中国で生産していることから、台湾がOKで中国はNOだとは言えません。
 ただ単に中国だからと回避するというやり方では効果が出てこないと思います。医薬品や半導体においても、私はアメリカほどの分析力がある国であれば、どのような形で中国政府が情報を抜いているのか、あるいは抜かれるリスクがあるのかという点をもっと研究をして防いでいく、そのような恐れがなくなることに投資をしないといけないのではと思います。

半導体生産能力の世界シェア

 これは半導体の生産能力国別シェアで、台湾、韓国、日本、そして中国となっています。台湾を代表するTSMCは中国でも製造していますが、その製品がおかしいものになるとは私には考えられません。TSMCの江蘇省の工場において、中国政府が改ざんを加えることは考えられず、アメリカの考え方は知恵が足りないように思います。

レアアースの産出量と埋蔵量

 またレアアースはこれほどの差があることから、中国が脅しの材料として何回も使っています。そしてミャンマーやマダガスカルでのレアアース埋蔵量は未知数であり、生産量において重要視されています。中国回避を考える上で、これらの国をもっと強化していくことが正しいと私は考えます。
 中国を物理的に回避するだけでは解決せず、また別の国で作ったとしても中国政府がその気になりさえすれば装置を加えるなど、さまざまな情報を抜き取ることはできるはずです。やはりアメリカの、つまりバイデンのやり方は、トランプとあまり変わらないと私は思います。
【講師紹介】
ビジネス・ブレークスルー大学
株式・資産形成実践講座 学長
大前 研一
2月28日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】米株式市場/ゲームストップ株空売りを巡る騒動/乱高下を巡る関係者の主張(大前 研一)

友だち追加
株式・資産形成実践講座事務局
 多くの受講生の声、そして講座開講11年の歴史が詰まった「株式・資産形成実践コース(12ヶ月コース)」を2017年に新たにリリースいたしました。受講を開始されると、最初は「何の講座だろう?」と思うくらい、自らのライフプランについて考えます。それは、資産運用はライフプラン実現の一つの手段であるからです。
 講座後半の投資アルゴリズムのパートでは、経済環境を投資に活かす手法について多角的に学びます。デイトレードやFXといった概念はありません。世界中で実践されるようなインデックスでコツコツと実践していくスタイルの運用スキルです。世界標準の資産運用を学び、資産形成の第一歩を踏み出してください!
▼【4月開講クラス限定・キャンペーン実施中!(3/25まで) 】投資マインドから運用実践まで一貫して学ぶ12ヶ月コース
▼ [年代別で考える「2000万円問題」対策講座] 4月開講生申込受付中!(3/25まで)
株式・資産形成実践講座では、Facebookページでも金融にまつわる最新ニュースなどご紹介しております。ぜひこちらもチェックしてください。
▼ 【株式・資産形成実践講座】公式Facebookページはこちら
それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
※本メールはHTML形式で配信しております。インターネットに接続した状態でご覧ください。
[発行人 : ビジネス・ブレークスルー大学 オープンカレッジ
株式・資産形成実践講座事務局]
〒102-0084 東京都千代田区二番町3番地 麹町スクエア

▼ 【株式・資産形成実践講座】お問合せはこちら
▼【株式会社ビジネス・ブレークスルー】個人情報保護方針に関して
▼配信停止申請はこちら