金融リアルタイムライブ特別マガジン「2021年6月の株式市場と予測される7月以降の相場動向について」(福永 博之)
2021.8.11(水) | |||||||||||||
金融リアルタイムライブ特別マガジン「2021年6月の株式市場と予測される7月以降の相場動向について」(福永 博之) | |||||||||||||
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本日は「株式・資産形成実践講座」の大人気コンテンツ 「金融リアルタイムライブ」の内容を一部抜粋して皆様にお届けします! |
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2021年6月の株式市場と予測される7月以降の相場動向について(1) |
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7月以降の予定において、皆さんにご覧いただきたいのは、決算発表です。7月下旬からは、来四半期の決算が始まります。あとは季節に関する銘柄として、オリンピックを意識してかどうかは分かりませんが、スポーツ関連が今、動いています。また現在は少し冷夏のようですが、猛暑になると夏関連のものが動き出すと思われます。従って、決算発表の日程は、最低限マストで確認をしていく必要があります。 | |||||||||||||
特に7月上旬では、景気ウォッチャー調査です。7月中旬のスケジュールでは、日銀の金融政策決定会合がありますので、これも要注目です。そしてアメリカではFRB議長の議会証言があります。7月下旬には決算発表のピークがありますが、それ以外にもアメリカではGDPの速報値が出ます。従って、景況感は本当にいいのか、一服なのか、債券の見方には二通りあるというお話をしましたが、どちらが正しいのか、これらが要注目ということになります。 | |||||||||||||
そして当面のスケジュールですが、8月は何といってもジャクソンホールです。FOMCは8月にはありませんので、FRBのパウエル議長がどのようなことを発言するか。従って7月は、日銀の15、16日、FOMCの27、28日、ECBの22日、そして、その後8月のジャクソンホールでの発言が注目を集めるということになります。皆さん、マストでチェックして、株価の反応や経済活動への動きなどをご確認いただきますようお願いします。 | |||||||||||||
2021年6月の株式市場と予測される7月以降の相場動向について(2) |
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ここからは業績面です。これを基準にしてください。このように決算発表前に出ていますが、2055円が一つのポイントです。第一四半期の決算発表が終わったところで、これを上回るのかどうかに要注目です。 | |||||||||||||
2021年6月の株式市場と予測される7月以降の相場動向について(3) |
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さらに、ここではEPSで書いていますが、今のPER14倍を基準にすると、3万円に乗せるには一株当たり利益が2200円ぐらいになる必要があるのでは、と思います。また低下した場合には、日経平均が下がってくることも考えられますので、上方向ばかりを見ないで、しっかりと業績の進捗率を確認するようにしましょう。 | |||||||||||||
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【前回の記事】オフィス空室率/都心5区のオフィスビル平均空室率の推移/国内金融業界(大前 研一) |
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