サイバーエージェント/サイバーエージェントのセグメント業績/日立建機(大前 研一)
2021.12.15(水) | |||||||||||||
サイバーエージェント/サイバーエージェントのセグメント業績/日立建機(大前 研一) | |||||||||||||
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サイバーエージェント |
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日経新聞は10月28日「サイバー、ゲーム頼みの最高益」と題する記事を掲載しました。サイバーエージェントが成長事業と見込むネットテレビアベマが苦戦しているということです。 | |||||||||||||
この会社の儲けと言いますと、電通もひっくり返るぐらいの業績です。このゲーム事業で儲かっています。しかしながら、次の図を見ると大きなロスを出していることが分かります。 | |||||||||||||
サイバーエージェントのセグメント業績 |
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ネット広告、ゲームがすごい黒字なのに対し、メディア事業、つまりアベマは赤字なんですよ。だけど代表取締役の藤田氏としては、何としてもメディア事業を続けるつもりであると、こういう感じなんですね。 | |||||||||||||
サイバーエージェントと電通を株価で比較してみますと、サイバーエージェントの方が好調ですね。だからサイバーエージェントの場合には、アベマを収益化するということに対して、目途が立っているのか、もしくは、ここまで行ったらいけると考えているのかという感じですね。メルカリのアメリカ事業に似たようなところを感じますね。やめたらいいんですけども、あれだけ利益が出る会社なんでやってるという、こういうことなんでしょうね。 | |||||||||||||
日立建機 |
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10月27日の東京株式市場で、日立建機の株価が4日続伸し、一時前の日に比べて7%高い3,720円まで上昇しました。前日の取引終了後に発表した2021年4月から9月期の連結決算が市場予想を上回ったこと、また22年3月期通期の見通しを上方修正したことなどが好感されます。 | |||||||||||||
キャタピラー、そしてコマツもとても大きい利益が出ています。日立建機も負けず劣らず世界化してます。なのでこれだけ儲かる会社を、日立が売るというのはいったいどういうことか、というわけですね。 | |||||||||||||
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▼その他の記事を読む:
【前回の記事】キーエンス/キーエンスの業績推移/日本企業の時価総額ランキング(大前 研一) |
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