グローバル・マネー・ジャーナル

2022.1.5(水)

金融リアルタイムライブ特別マガジン「2022年主要通貨見通し ~金融市場の日本回避は継続へ~ 」(唐鎌 大輔)

2022.1.5(水)
金融リアルタイムライブ特別マガジン「2022年主要通貨見通し ~金融市場の日本回避は継続へ~ 」(唐鎌 大輔)
第724号 株式・資産形成実践講座メルマガ
資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!

皆様、明けましておめでとうございます。  
昨年は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。  
本年も、皆様にご満足頂ける配信を心がける所存でございますので  
何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。

本日も「世界経済分析」や「資産形成の学び」
に役立つ情報をお届けして参ります!

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 当講座では、1月に資産形成ポイント解説!+講座説明会を
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 前半の「資産形成ポイント解説」では、
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 について受講生の体験談も含めてご紹介いたします。

 後半の講座説明会では、本講座を通して、上記の悩みが
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 1月19日 (水)19:00~20:30 
 全日、オンラインで開催いたします。
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 「最近資産運用に興味を持ち始めたけれど、何から手を付けていいかわからない方」
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 来月からの受講だけでなく、今後の受講も視野に入れて
 今こそ資産形成の一歩を踏み出しましょう。

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 どうぞこの機会にご参加いただけますと幸いです!
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2月からの受講を検討中の方はもちろん、資産運用に少しでも関心をお持ちの方へ。
オンライン説明会にお気軽にご参加いただき、ご自身の資産形成にお役立てください。
金融リアルタイムライブ特別マガジン「2022年主要通貨見通し ~金融市場の日本回避は継続へ~ 」(唐鎌 大輔)

2022年主要通貨見通し ~金融市場の日本回避は継続へ~ (1)

 日本の「円高恐怖症を捨てる時」という話をしたいのですが、日本経済の圧倒的な弱さというものは来年も多分変わらないと思います。私が今、話している段階でも、東京の新規感染者数が7人であるというニュースが出ています。例えば7人が14人になって倍になったというニュースも早速やっているわけですが、これがばかばかしいのは誰の目から見ても明らかです。ただこれが例えば15人が30人、30人が60人と続いたら、恐らく大騒ぎとなるでしょう。「重症化を抑えられるから経済を走らせればいい」というのが、欧米的なアプローチです。しかし日本でそれをやると「事態を放置した」という批判となり、それを恐れて再び緊急事態宣言的なことをする国だと私は思います。従って、来年も円安になると、私はまだ思っています。

2022年主要通貨見通し ~金融市場の日本回避は継続へ~ (2)

 それ以外にも、さらに真っ当な理由で円安になるのではないかというのが今回の議論です。とにかく今、日本の貿易収支は赤字が広がっています。どこから説明すべきかというのがありますが、まず今回のコロナによる局面かどうかはさておき、過去10年を振り返ってみると、 あまり円高になっていないことが分かります。2012年ぐらいから、第二次安倍政権ができてからは、あまり円高になっていません。
 これはアベノミクスのおかげではありません。アベノミクスと言われたものが本格始動したのが、2013年4月の黒田日銀総裁の下での「量的・質的金融緩和」だったわけですが、それと円安はそんなに関係がないと思います。それと関係があるのは 、時をそれと同じくして貿易収支が黒字基調を失ったことです。その頃から貿易収支赤字は、均衡ないし赤字になっていきました。だから円高にならなくなったのです。私はそれがほぼ確実に、まともな理由だと思います。

2022年主要通貨見通し ~金融市場の日本回避は継続へ~ (3)

 例えば今、円安になっていますが、日本は貿易黒字になっているかというとなっていません。本当であれば円安になると輸出の数量が増える、そして貿易黒字が増え、貿易黒字が増えるから円高化になるという関係があります。アベノミクスの下でドル円相場は大体80円近辺から120円ぐらいまでいきました。つまりドル円が50%以上も上がりました。しかし、50%上がって輸出の数量はどうなりましたか。この点線の推移を見ると、ほとんど横ばいです。赤の点線、四角部分の中でドル円と輸出数量の関係を見ると、これだけ円安になってどれだけ輸出が増えたかといえば、ほとんど増えていないわけです。ということは、もう日本は円安で輸出が増える国ではないわけです。もう国内で生産設備がないということです。
 そうなってくると、円安とは何のためにあるのでしょうか。ましてや今お話ししている段階では、原油が高い、天然ガスが高い、鉄鉱石が高い、木材が高いと言われているのに、わざわざそれを引き上げるような円安にして、一体何の意味があるのですかという状態にあるわけです。この右はじのほうを見ると分かりますが、今でもドル円相場は非常に円安になっていますが、輸出数量は減っています。このような状態に一体何の意味があるのかという議論をしなければいけないときに、日本はきていると思います。円高を心配するのではなく、円安を心配するときがきているのだと思います。
【講師紹介】
みずほ銀行 国際為替部 為替営業第一チーム
チーフマーケット・エコノミスト
唐鎌 大輔
11月19日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】金融リアルタイムライブ特別マガジン「コモディティマーケット動向 ~11月の商品市場~ 」(近藤 雅世)

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