金融リアルタイムライブ特別マガジン「2021年不動産市況の総括と今後」(井出 武)
2022.1.19(水) | ||||||||||||
金融リアルタイムライブ特別マガジン「2021年不動産市況の総括と今後」(井出 武) | ||||||||||||
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資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!
本日は「株式・資産形成実践講座」の大人気コンテンツ 「金融リアルタイムライブ」の内容を一部抜粋して皆様にお届けします! |
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2021年不動産市況の総括と今後 (1) |
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ここからは不動産のマーケット現況についてお話していきます。 | ||||||||||||
最初に結論的なワードで言ってしまうと、様子見期間が続いています。私は前回の9月に様子見になっていると言いましたが。12月でもそれは変わらず、半年近く続いているということになります。最初の様子見が観測されたのは夏ごろ、ちょうどコロナのデルタ株による第5波が強烈にきていた頃で、今になり急速に収束してきました。 | ||||||||||||
2021年不動産市況の総括と今後 (2) |
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今、基本的には在庫が増える方向にいっています。在庫が減っているといった報道がなされていますが、全く違います。既に在庫の減少ということは夏で終わっています。今は逆に不足が解消して増える方向にいっているということです。 | ||||||||||||
この増加の理由は、買う人の減少にあります。この買いが急激に減少するということが夏以降に起こりました。コロナが新しいステージに入って新種の株が出てしまい、しかもものすごい数の新規感染者が出ているというのが6~7月、8月ぐらいまでの状況でした。この期間にオリンピックをやっていたので少し様子見しようかという動きもあったかと思います。その後の現在はどうなっているかについて、説明させていただきたいと思います。 | ||||||||||||
2021年不動産市況の総括と今後 (3) |
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7月、8月というのは緊急事態宣言が出て、感染者数が急増していた、いわゆるパンデミックの時期です。この時期、6月から売りたいという人よりも買いたいという人が圧倒的に多いという状況になりました。売りが今一つ出てこなかったのは、実需で売る層がこの頃は少し慎重になっていたためと思います。まだ将来が見通せずに先行き不透明感を強く持っていたので、実需で売る人が、特に買い替え層が動かなかったことが大きく、こういうことでミスマッチが起きていたということです。 | ||||||||||||
【講師紹介】 | ||||||||||||
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▼その他の記事を読む:
【前回の記事】金融リアルタイムライブ特別マガジン「2022年主要通貨見通し ~金融市場の日本回避は継続へ~ 」(唐鎌 大輔) |
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