グローバル・マネー・ジャーナル

2022.2.2(水)

半導体業界/デカコーン/世界の主な「デカコーン」(大前 研一)

2022.2.2(水)
半導体業界/デカコーン/世界の主な「デカコーン」(大前 研一)
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半導体業界/デカコーン/世界の主な「デカコーン」(大前 研一)

半導体業界

 日経新聞は2021年12月3日、「先端半導体、1ナノ以下へ」と題する記事を掲載しました。これは世界の大手メーカーと協業するベルギーの研究機関アイメックが現行の4世代先に当たる回路線幅17メートルの品が2027年にも実用化されるとするロードマップを策定したと紹介しています。近年ムーアの法則は物理的な限界が近いとの見方がありましたが、この法則は継続するとの見通しを示したもので、実現すればAIなどの処理性能が飛躍的に高まる可能性があります。
 このレベルについては、オランダのASMLと一緒に行っていると思います。この領域においては、日本のキャノンやニコンは完全に置いてきぼりを食っています。そしてサムスンがアメリカで行っているものは2ナノや4ナノといったレベルで、TSMLがアメリカおよび台湾の新竹でやっているものも同様のレベルです。
 熊本に建設を予定しているTSMLの工場の生産ラインは25ナノと言われており、まるで明治時代のものではないかと感じます。この工場に対して日本政府は4,000億円の支援を決め、そしてソニーも使ってくれるということですが、日本もバカにされたものです。
 かつて日本は世界最先端の半導体技術を持ち、最先端の機械も作っていました。しかし今では見る影もありません。税金を使って古い世代の工場を建設する日本は、半導体においては二軍になってしまったということなのでしょう。

デカコーン

 日経新聞は2021年12月19日、「価値100億ドル超のデカコーン、世界で倍増」と題する記事を掲載しました。これは企業価値が100億ドルを超えるデカコーンになった企業の数は、2021年に世界で30社と前の年に比べ、倍増したと紹介しています。アメリカのハイテク企業を中心に高い利益率への期待からファンドの資金が流入しているものですが、実力以上の評価を受ける企業もあり、過熱感が出ている現状としています。
 私はユニコーンの10倍が1兆円ということで「デカイ」から「デカコーン」と呼んでいたのですが、実は「デカ」には10倍という意味があり、アメリカでは1兆円規模の企業を正式に「デカコーン」と呼んでいるようです。また想定時価総額が10兆円になる企業は「ヘクトコーン」と呼ばれています。そしてもう一つ、私が勝手に付けた名前として、10分の1は「デシマル」ということから、100億円規模の企業を「デシコーン」と呼んでいます。日本にはデシコーンは結構あるのですが、ユニコーンは少なく、デカコーンに至っては見当たりません。

世界の主な「デカコーン」

 ここで、デカコーンについて調べてみました。1兆円を超えている企業がデカコーンということですが、この表では3兆円以上の企業が記載されています。そして、これらは10兆円を超えている企業です。スペースXはイーロン・マスクの会社で、中国のアントグループは今、上場をさせてもらえないことがニュースになっていました。そしてバイトダンスは20兆ぐらいの評価額です。またこの表にはありませんが、先に取り上げたリヴァインもデカコーン企業です。世界の企業はヘクトコーンに近いところまできていますが、日本にはこのような規模の企業が非常に少ないということなのです。
【講師紹介】
ビジネス・ブレークスルー大学
株式・資産形成実践講座 学長
大前 研一
12月12,26日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
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【前回の記事】金融リアルタイムライブ特別マガジン「2021年不動産市況の総括と今後(2)」(井出 武)

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それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
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