グローバル・マネー・ジャーナル

2022.4.13(水)

金融リアルタイムライブ特別マガジン「主要通貨為替見通し」(唐鎌 大輔)

2022.4.13(水)
金融リアルタイムライブ特別マガジン「主要通貨為替見通し」(唐鎌 大輔)
第737号 株式・資産形成実践講座メルマガ
資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!
本日も「世界経済分析」や「資産形成の学び」
に役立つ情報をお届けして参ります!

本日も「株式・資産形成実践講座」の大人気コンテンツ
「金融リアルタイムライブ」の内容を一部抜粋して皆様にお届けします!

<4/24(日):金融リアルタイムライブ公開収録セミナー
 好評受付中!>

 毎回大変ご好評をいただいております『金融リアルタイムライブ公開収録セミナー』
 今回は受講生やセミナー参加者から絶大な人気を誇るお二人、田中泰輔氏/宮島秀直氏
 にご登壇いただき、「グローバルマクロと投資」「世界経済の今と海外投資家の
 動き」について解説していただきます!
 当日は講師によるリアルタイムでの解説に加え、直接ご質問投稿もいただけます。

 ・日時 : 4/24(日)10:00~16:30
 ・テーマ:「世界経済の今と海外投資家の動き」(宮島秀直講師)
      「グローバルマクロと投資」(田中泰輔講師)
 ・参加費用:株式・資産形成実践講座 受講生・終了生 : 0円
       一般参加の方:4,400円(税込)
 申し込みの〆切は【2022年4月22日(金)23:59】まで!
 興味のある方は、どうぞこの機会に参加をご検討ください。
 ▼詳細・お申込みはこちら:
 https://bit.ly/3LRMA4i

<【4月】資産形成ポイント解説!+
 講座説明会申し込み受付中!>

 ★ご参加いただいた方に本を1冊贈呈!『私の財産告白』(著者:本多 静六)  

 申込URL:http://bit.ly/2Ej1rUF  
 
 当講座では、4月に資産形成ポイント解説!+講座説明会を
 <全2日程>実施いたします。
 前半の「資産形成ポイント解説」では、
 ・資産形成を行う上でのポイント
 ・資産形成を進めるうえで、どのような壁が出てくるか
 について受講生の体験談も含めてご紹介いたします。

 後半の講座説明会では、本講座を通して、上記の悩みが
 どのように解決するか、ご紹介させていただきます。(講座説明もございます。)

 ≪4月日程一覧≫
 4月19日 (火)19:00~20:30 
  【50、60代の方向け】年代・テーマ別!資産形成セミナー&説明会
 4月26日 (火)19:00~20:30 
  【30、40代の方向け】年代・テーマ別!資産形成セミナー&説明会
 全日、オンラインで開催いたします。
 「テレワークで仕事以外の時間ができたという方」
 「最近資産運用に興味を持ち始めたけれど、何から手を付けていいかわからない方」
 「自宅で過ごす時間を活用して何かはじめたい方」など、
 来月からの受講だけでなく、今後の受講も視野に入れて
 今こそ資産形成の一歩を踏み出しましょう。

 申し込み締め切りは開催当日の18時まで受付ております。
 どうぞこの機会にご参加いただけますと幸いです!
 ▼詳細・お申込みはこちら:
 http://bit.ly/2Ej1rUF
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5月からの受講を検討中の方はもちろん、資産運用に少しでも関心をお持ちの方へ。
オンライン説明会にお気軽にご参加いただき、ご自身の資産形成にお役立てください。
金融リアルタイムライブ特別マガジン「主要通貨為替見通し」(唐鎌 大輔)

主要通貨為替見通し~根強い「日本回避」の機運~(1)

 歴史的には利上げが始まるとドル安になります。利上げを始めてしまうとマーケットは何を織り込むかといえば、利上げによって景気が悪くなることを織り込み始めるわけです。マーケットというのは、常に最もいいことと最も悪いことを先に織り込みにいくからです。利上げしたことによって、これから景気が殺されていくのではないか、アメリカの金利はいずれ反転して下落に転じるのではないかという前提でドル売りが始まったりするわけです。確かに歴史的にはそうでした。
 だとすると、アメリカの10年金利はどこまで上がって、どこから反転していくのかが、ドル高なシナリオを考える上では割と大事になっていきます。それはすなわち、今回の利上げ局面がいつまで続くのか、何パーセントまで続くのか、何回利上げするかを考えるということです。

主要通貨為替見通し~根強い「日本回避」の機運~(2)

 一つの考え方としては、例えばアメリカに30年国債、30年利回りというものがあります。この30年国債をどういう人が買うかというと例えば年金の運用をしている人たちで、何十年というスパンで利回りを得て、それで年金を払っていくわけですから、30年債の利回りというものは年金のプレイヤーの需要を示していたりするわけです。これは2.1から2.2%程度であまり動きません。30年が2.1から2.2ということは、イールドカーブの構造上は10年金利も2.1から2.2を大きく超えることはないというわけです。
 そうするとアメリカの10年金利は2%を越えていますから、アメリカの金利の上昇余地というものはもうありません。30年金利がそんなに動いていないというのが何を示すかというと、結局インフレは収まるということです。制御不能なインフレがきて超長期の国債が手放されるような展開というのはこないという、マーケットの思惑を示してるわけです。

主要通貨為替見通し~根強い「日本回避」の機運~(3)

 なので30年金利が2.2ということは、今アメリカはゼロ金利で政策金利は0.25%ポイント値ですから、マーケットは8回から9回ぐらいで利上げは終わると思っているということです。今年の利上げは4回、5回、果ては7回という人もいますが、今年7回利上げをしたら、来年は1、2回しかないということです。そうしたら来年の見通しは、さすがドル高とは言いにくくなります。
 今年7回やって来年2回だとすると、来年のほうがドル安になると誰しもがシナリオを描くでしょうから、そう考えるとアメリカの金利の高さを理由にした円安ドル高局面シナリオというのは、そろそろ寿命がやってくるというように確かに思います。それは円高リスクというよりも、来年以降の見通しを考える上では円高のリスクを考えていかなければならないという意味での円高リスクです。
【講師紹介】
みずほ銀行 国際為替部 為替営業第一チーム
チーフマーケット・エコノミスト
唐鎌 大輔
2022年2月16日のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】金融リアルタイムライブ特別マガジン「不動産市況の総括と今後」(井出 武)

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 「老後2,000万円問題」がメディアで取り上げられるなど、超高齢化に向かう社会を生きる日本人において、資産形成は今後益々重要な意味を持つようになります。日本では欧米と異なり、金融・資産に関する教育が学校教育に組み込まれていないため、まずは基礎的な事実や状況を把握することが必要です。
 今般新たに開講する「資産形成実践コース(月額プラン)」は、当講座開講15年の集大成として開発されました。受講者の思考体系から鍛え上げ、アウトプット重視で頭と手を動かしながら資産形成における【マインド】と【スキル】の両面を習得し、【実践】に移せる力を身に付けて頂くことを狙いとしています。
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それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
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