グローバル・マネー・ジャーナル

2022.7.6(水)

米ツイッター/ツイッターの業績推移/富士通(大前 研一)

2022.7.6(水)
米ツイッター/ツイッターの業績推移/富士通(大前 研一)
第748号 株式・資産形成実践講座メルマガ
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本日も「世界経済分析」や「資産形成の学び」
に役立つ情報をお届けして参ります!

<7/18(月):金融リアルタイムライブ公開収録セミナー
 好評受付中!>

 毎回大変ご好評をいただいております『金融リアルタイムライブ公開収録セミナー』
 今回は受講生やセミナー参加者から絶大な人気を誇るお二人、宮島秀直氏/田中泰輔氏
 にご登壇いただき、「世界経済の今と海外投資家の動き」
 「グローバルマクロと投資」について解説していただきます!
 当日は講師によるリアルタイムでの解説に加え、直接ご質問投稿もいただけます。

 ・日時 : 7/18(月)10:00~16:00
 ・テーマ:「グローバルマクロと投資」(田中泰輔講師)
      「世界経済の今と海外投資家の動き」(宮島秀直講師)
 ・参加費用:株式・資産形成実践講座 受講生・終了生 : 0円
       一般参加の方:4,400円(税込)
 申し込みの〆切は【2022年7月15日(金)23:59】まで!
 興味のある方は、どうぞこの機会に参加をご検討ください。
 ▼詳細・お申込みはこちら:
 https://bit.ly/3HDgXL0

<7/14(木):ウクライナの歴史と現状について現地キーウから生の声を聴く、オンラインリカレントセミナー好評受付中!>

 BBT大学と株式・資産形成実践講座の共催で、
 『リカレントセミナー』”ウクライナの歴史と現状について
 現地キーウから生の声を聴く”を7月14日(木)に開催します。
 本セミナーでは、ウクライナの現状を日本国内の様々なメディアで発信している、
 キーウ在住のボグダン・パルホメンコ氏にウクライナの
 これまでの戦後の歴史と現状をお話いただきます。

 ・日時 : 7/14(木)19:30~21:00
 ・テーマ:BBT大学・株式資産形成実践講座共催『リカレントセミナー』
  ~ウクライナの歴史と現状について現地キーウから生の声を聴く~
 ・講師:ボグダン・パルホメンコ氏(ウクライナ在住、SEPA LLC 経営者)
 ・参加費用:無料
 申し込みの〆切は【2022年7月14日(木)18:00】まで!
 興味のある方は、どうぞこの機会に参加をご検討ください。
 ▼詳細・お申込みはこちら:
 https://bit.ly/3OnDVb6
米ツイッター/ツイッターの業績推移/富士通(大前 研一)

米ツイッター

 アメリカのツイッターは4月25日、同社の取締役会がイーロン・マスク氏の買収提案を受け入れることで合意したと発表しました。マスク氏がツイッター株を1株当たり54ドル20セントで100%取得するもので、買収総額は440億ドル、およそ5兆6000億円となる見通しです。
 このうちの1兆円は、マスク氏が自分の会社であるテスラ社の株を売って調達したようです。そして残りは誰かに借りるということで、日本の銀行もその融資団の中に入っています。

ツイッターの業績推移

 そうは言いながら、ツイッターは収益が出ていません。売り上げは増えていますが、利益についてはマイナスを脱していません。イーロン・マスク氏が、本当の経営者としての知恵や技を見せるところではないかと思います。広告などにあまり力を入れていないからか、ツイッターはGAFAMに比べると利用者も多く影響力も大きいものの利益を出せていません。ここを直せるかどうかですが、100%彼のものですから直せなくても知ったことかという人もいるんでしょうね。

富士通

 富士通が全額出資子会社のスキャナー大手PFUをリコーに売却することが明らかになりました。PFUの余剰現預金を含めると、実質の売却額は460億円だということです。
 リコーに限らずキャノンなどの複写機や複合機のメーカーは、将来的に非常に先行きが暗いように思います。それからキャノンだけ、リコーだけということでやるのではなく、いろいろなものを組み合わせて結果的に1枚幾らでプリントアウトしましょうといった事業がアメリカ辺りでは中心になってきています。リコーがスキャナー事業を持っていなかったのは驚きましたが、スキャナーで読み取って、それをデジタル化して従来のデジタル機器と一緒に使えるようにするためにはスキャナー事業は非常に重要な技術であり、リコーが欲しがるのは理解できます。しかし買ったからといって絶対にリコーの力が大きく伸びるわけではなく、似たような技術はキャノンなどが既に持っていますので、あまりプラスにならないのではと思います。
 富士通がもうかっているこの事業を売ったのは、日立のような企業再編の一環でシステム構築へ傾注していこうとしているためだと思います。
【講師紹介】
ビジネス・ブレークスルー大学
株式・資産形成実践講座 学長
大前 研一
5月1日撮影のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】新興国経済/米国債/主要国の10年債の利回り推移(大前 研一)

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それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
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