グローバル・マネー・ジャーナル

2022.8.10(水)

金融リアルタイムライブ特別マガジン「世界経済と資産運用:インフレ&戦争」(田口 美一)

2022.8.10(水)
金融リアルタイムライブ特別マガジン「世界経済と資産運用:インフレ&戦争」(田口 美一)
第753号 株式・資産形成実践講座メルマガ
資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!
本日も「世界経済分析」や「資産形成の学び」
に役立つ情報をお届けして参ります!

本日は「株式・資産形成実践講座」の大人気コンテンツ
「金融リアルタイムライブ」の内容を一部抜粋して皆様にお届けします!

<対象講座購入でもれなく全員にAmazonギフト券プレゼント!夏休み学習応援キャンペーン 実施中!>

 新型コロナウイルスやウクライナ問題などの影響により、
 先行き不透明な世界経済情勢となっております。
 それに伴い、金融リテラシーをはじめとする「お金の学び」に
 注目が集まり、本講座でも特に昨年後半より、
 数多くのお問合せ・ご受講をいただいております。

 そういった背景から今回、資産形成に必要な【マインド】から、
 株式を中心とした運用実践の【スキル】までを一貫して学ぶ
 人気講座『資産形成実践コース(月額プラン)』の
 キャンペーンを実施中です!

 ≪キャンペーン概要≫
 ■内容:キャンペーン期間中、対象講座に【新規】でお申込みの方に
     Amazonギフト券3000円分をプレゼント!
 ■対象講座:資産形成実践コース(月額プラン)
 ■キャンペーン期間:~2022年8月25日(木)まで
 ■キャンペーン対象者:期間中に該当講座にお申込頂き、ご決済頂いた方
 ▼詳細・お申込みはこちら

<8月開催:年代別!資産形成セミナー 好評受付中!>

 年代ごとに資産形成において考えるポイントは異なります。
 本セミナーでは、対象年齢・テーマにおける
 「資産形成を行う上でのポイント」について60分程解説し、
 残りの20分で、本講座が提供している、
 資産形成の講座についてご紹介いたします。

 ■主な内容
 ・資産形成に税金・手数料の特徴とその対策について
 ・年金制度の仕組みについて
 ・投資/投機、単利/複利の違い
 ・つみたてNISA・iDeCoの活用法
 ・投資による資産形成のイメージ
 ・資産形成による望ましいリスクのとり方のイメージ
 ・資産形成初心者に向いた投資について
 ・ライフプランをキャッシュフローで考える

 ≪基本情報≫
 ■開催日程 :
  ≪30、40代の方向け≫
  8/16(火)19:00~
  ≪50、60代の方向け≫
  8/12(金)19:00~
  8/23(火)19:00~
 ■参加費用 :無料
 ▼詳細・お申込みはこちら

<元クレディ・スイス証券副会長の田口講師から学ぶ!1Day対面ワークショップ、好評受付中!>

 【資産運用】【金融リテラシー】【メンタルブロックバスター】
 を主なテーマとして、
 8月28日(日)に対面でのセミナーを実施いたします!

 当日はワークやディスカッション、田口講師への質問も行えます。
 初めて参加の方から、毎回ご参加いただいている方まで、
 どなたでもお申込いただけます。ぜひご参加お待ちしております!

 【セミナー内容:8月28日(日)】
  ●マインド編 :「アフターコロナ・サバイバル戦略を探る!」
  ●スキル編  :「今こそ実践の時! これまでの学習が試される時!」
  ●実践編   :「目線を高く!あなたはいくつのバケットリストを達成しますか?」「短期思考から長期思考へ」

 ≪基本情報≫
 ■テーマ  :1DAYワークショップ ~資産運用を行うための「心・技・体」~
 ■開催場所 : 東京都千代田区六番町1-7 Ohmae@workビル B1会議室
 ■参加費用 : 22,000円(税込み)
 ■定員   : 40名
 ■開催日程 :
 【上級者向け 】8月28日(日)12時00分~17時00分(申込締切:8月25日(木)23:59まで)
▼詳細・お申込みはこちら

 ※定員に達し次第締切となります
 どうぞこの機会にご参加いただけますと幸いです!
世界経済と資産運用:インフレ&戦争(田口 美一)

世界経済と資産運用:インフレ&戦争(1)

 2021年の途中、コロナ2年目には相当株は上がりましたので、積立ではなくて株をある程度うまく買えた人は、適度なところでリスクも高くなっているはずですから「株を売却して中立に戻したほうがいいのではないでしょうか」と私は申し上げました。不動産などについても、「実物資産も入れて投資をしていたものは、一部売却するのも悪くないのではないでしょうか」とも申し上げました。
 私自身が、10年ぐらい前から国内では実物不動産投資を、それから2015年からはアメリカでも実物の不動産投資をしていたので、自分に言い聞かせるようなつもりで、このような話をしておりました。そして一部、結構金額の大きな資産運用をやっている方は、高配当株の投資や、それからまだこの時点では金利数字が低かったのですけれども、「金利が跳ねてくれば、アメリカの債券投資というのも考え始めたほうがいいのではないでしょうか」ということを言わせていただきました。
 そして3月の金融リアルライブでは、「まだ少し、ドル高継続は可能性としてはあるのではないでしょうか」と申し上げました。そして引き続き申し上げていたのは、「アメリカ株は非常に高水準を続けてきたので、今後は下落のリスクも高まっているのではないでしょうか」ということです。ですから、そういう人たちは一部の利益確定も含めてキャッシュ化を高めていったほうがよく、先々に来る株の暴落のときに株を買えるように「キャッシュの比率は高めておいたほうがいいのではないか」といった話をさせていただきました。

世界経済と資産運用:インフレ&戦争(2)

 振り返ってみますと、株式の組み入れ比率を落とすのは良かった、ただし不動産の組み入れを落とすのは少し早過ぎたと思いました。それからインカム収入の対策を考えるというのは、日本ではバリュー株というのはそこそこ値持ちをしていますので悪くなかったと思うのですが、アメリカの株式等についてはタイミング的にはあまりよろしくありませんでした。このように、私自身は自分の戦略を◎×▲で評価をしております。
 今は、まずインフレということ考えなければいけないタイミングだと思っています。株式はアメリカを中心に暴落を始めていますから購入のタイミングは来ていると思うのですが、とにかく前半でも言った通り1回ベアマーケット入りで、いわゆる経済の不況まで織り込み始めると結構調整期間が長く、そして調整の幅も出ますので、買っていくのはじっくりゆっくりやっていったほうがいいのではないかと思います。それから、外貨比率が低いという日本人の方は多いと思います。これは金も含めて、こちらもじっくりゆっくりやっていったほうがいいと思うのです。とにかく性急にポジションを取ると、1回の失敗で夜に眠れなくなります。ここまで来てしまって、私は全然株を持っていませんが、外貨が全然足りないという方は3年、4年かけて外貨を持つぐらいのつもりでやったほうがいいと、私は思います。

世界経済と資産運用:インフレ&戦争(3)

 それから最低1億円以上の資産規模の大きい方は、一部を外債、それから高配当の国内株というのも、私は検討に値するのではないかと思います。私自身、国内の配当株投資というのは20年、30年とずっとやったことがありませんでした。2020年から始めましたので、今で3年目です。ノウハウをためるのに結構苦労しています。
 外債はこの足元、5月のゴールデンウィーク前後のところで久方ぶりに、10年でいうと3%がアメリカ国債に乗ってきました。例えば日本の三菱銀行や住友銀行のそれぞれの金融グループのドル建て社債というのが4%乗ってきましたので、私は従来から持っていたドルを使いながら、そういうものの投資を3年ぶりに開始しました。ですので、この辺はこれから対象になってくると思っております。
【講師紹介】
経済アナリスト
前クレディ・スイス証券副会長
田口 美一
2022年6月6日のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
▼講座受講をご検討頂いている皆さまへ
▼その他の記事を読む:
【前回の記事】対外資産/日本の直接投資残高の推移/国内不動産市場(大前 研一)

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株式・資産形成実践講座事務局
 「老後2,000万円問題」がメディアで取り上げられるなど、超高齢化に向かう社会を生きる日本人において、資産形成は今後益々重要な意味を持つようになります。日本では欧米と異なり、金融・資産に関する教育が学校教育に組み込まれていないため、まずは基礎的な事実や状況を把握することが必要です。
 今般新たに開講する「資産形成実践コース(月額プラン)」は、当講座開講15年の集大成として開発されました。受講者の思考体系から鍛え上げ、アウトプット重視で頭と手を動かしながら資産形成における【マインド】と【スキル】の両面を習得し、【実践】に移せる力を身に付けて頂くことを狙いとしています。
▼【月額6,600円~】投資家向けマーケット情報・サブスクリプション講座詳細はこちら!
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それでは、次回のグローバル・マネー・ジャーナルもどうぞお楽しみに!
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