グローバル・マネー・ジャーナル

2022.10.12(水)

金融リアルタイムライブ特別マガジン「2022-23年 主要通貨為替見通し」(唐鎌 大輔)

2022.10.12(水)
金融リアルタイムライブ特別マガジン「2022-23年 主要通貨為替見通し」(唐鎌 大輔)
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金融リアルタイムライブ特別マガジン「2022-23年 主要通貨為替見通し」(唐鎌 大輔)

2022-23年 主要通貨為替見通し(1)

 日銀が正常化をしたり、原発を再稼働できたり、インバウンドを解禁したりすれば、ある程度円安の背景にあるファクターというか変動要因に切り込めると思います。
 しかし、日銀の正常化というのはかなり難しそうです。よって立つ実体経済が結局弱々しいわけですから、その状態で日銀に正常化しろというのはやはり無理な注文ですし、黒田さんは来年の春には任期を終えるわけですから、今年の年末ないし来年の頭ぐらいには来年の春に任期を迎える次の人の話が出てきて、恐らくその人は金融政策の正常化について、ある程度、今よりは近い人になるんだと、そこで自然に政策が緩やかに修正されるかもしれません。ただ、その頃にはFRBは利上げだ、利下げだという話の世の中になっているのではないかと思うので、結局、日銀は何もできませんでしたということで、日銀の正常化は立ち消えになると私は思います。

2022-23年 主要通貨為替見通し(2)

 原発再稼働に関しては、もともと再稼働する予定だったものを再稼働しますというだけで、東日本にある新しい原発を動かすという話にはなっていません。本来、基本的に原発があるということがリスクなわけですから、それを使わないというのは経済合理性の観点からは本当にあり得ない話だと私は思うのですが、ただそれもやりたくないんだということです。
 その代わりに発電はしないけれども節電はしてねというのが今の政権のあり方なので、結局それで何が起きるのかというと、過去1年半で行動制限に頼ってきた緊急事態宣言やまん延防止措置で行動制限をしてきたように節電を要請するというのは、結局、マクロ経済のダウンサイジングをお願いしているのと一緒なんです。だから、行動規制と一緒なんです。

2022-23年 主要通貨為替見通し(3)

 そうなると、この実質GDPの推移みたいに、他の国というのは、どんどんテイクオフしているのに、日本だけはずっと横ばい、プラスとマイナスを繰り返しているということになってしまうのです。2021年の第一四半期以降、日本のGDPはプラスとマイナスの符号が繰り返し、行ったり来たりをしているんです。結局、マイナスのときは、全部、緊急事態宣言かマンボウをやっているときなんです。そして、プラスのときは何もやっていないんです。
 今日お話をしている時点では2022年の4~6月期はまだ出ていないですが、何も規制をやっていないので恐らくプラスでしょう。何もしなければ元に戻るところを、新規感染者数が増えたので、やばいというふうに言って、セルフ経済制裁をしてきたというこのが、この1年8カ月なのかというようには思います。
【講師紹介】
みずほ銀行 国際為替部 為替営業第一チーム
チーフマーケット・エコノミスト
唐鎌 大輔
2022年8月12日のコンテンツを一部抜粋してご紹介しております。
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【前回の記事】米ウーバーテクノロジーズ/最低賃金/消費者物価と企業物価の推移(大前 研一)

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