金融リアルタイムライブ特別マガジン「不動産市況 ~2021年9月の不動産市況と将来展望~(1)」(井出 武)
2021.10.13(水) | |||||||||||||
金融リアルタイムライブ特別マガジン「不動産市況 ~2021年9月の不動産市況と将来展望~(1)」(井出 武) | |||||||||||||
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資産形成に役立つ情報を、大前研一ならびに一流講師陣から学ぶ!
本日も「株式・資産形成実践講座」の大人気コンテンツ 「金融リアルタイムライブ」の内容を一部抜粋して皆様にお届けします! |
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不動産市況 ~2021年9月の不動産市況と将来展望~(1) |
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今2回目のフリーズ期に入っているということが、今回お話ししなければいけない一番重要なポイントかと思います。1回目のフリーズというのは、昨年の緊急事態宣言が出る前です。2020年2月から緊急事態宣言が終わった2020年の5月までの、この4カ月間の間にあったというように私自身は認識をしています。それ以降、急速に6月以降は市場が元に戻って、逆に非常によく売れるという好調なマーケットに戻りました。その変化というのもいろいろありましたが、今は再びフリーズという、物件が動かない、売りも買いも低調な時期に入ってしまったということです。 | |||||||||||||
不動産市況 ~2021年9月の不動産市況と将来展望~(2) |
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この変化について、ざっと、どういうふうになっているのかというのをご説明をしようと思います。 | |||||||||||||
まずフェーズ1、昨年の2月から5月、これは最初のフリーズのタイミングなのですが、この4カ月は、まず新型コロナウイルスの流行ということと、感染拡大が起りました。これは今から考えると、この第5波というのを、われわれは直近で経験したのですが、その時期と比べると、感染者数が極端に少ないというように見えますが、このときはコロナウイルスとは一体何なのかということが分からないという状況の中で、新規感染者数がどんどん増えるという状況になって、ある種非常に怖い、恐怖を感じるというような状況に陥ったということなので、この緊急事態宣言が4月から出ました。 | |||||||||||||
不動産市況 ~2021年9月の不動産市況と将来展望~(3) |
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この緊急事態宣言が、首都圏では5月25日まで出ていたわけですけれども、この段階では何が起こるか分からないという恐怖もあって、あるいは緊急事態宣言という日本ではほとんど初めての経験だったということもあって、デベロッパーや不動産の流通会社がほとんど店を閉めたということなので、買いたくても買えない、物理的にお店がやっていないという状況が現出しましたので、流通の戸数や取引の数自体が極端に小さくなっています。ネット販売ができた中古の流通戸数は、一定のレベルは確保したのですが、それでもやはり大きく減少したということが起っています。 | |||||||||||||
【講師紹介】 | |||||||||||||
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▼その他の記事を読む:
【前回の記事】国内金融政策/20世紀の経済政策/新しい日本の経済政策(大前 研一) |
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